照曜館コースは、立命館大学 生命科学部と「高大連携協定校プログラム」を結んでいます。
「21世紀のライフサイエンス(生命科学)分野を担う次世代の科学・技術者の育成」を目指す同学部。
九州大学 農学部を目指す受験生の併願校としても名高く、ベネッセ社の大学偏差値は66となっています。
協定校である本校では、三年生の希望者が一学期の間プログラムに参加し、大学の講義をライブで受講します。
生命科学部での学びを直に味わえる機会となっています。
またプログラム後半では、レポートやプレゼン発表に取り組みます。
一つの課題に取り組む中で自身の資質に気づくこともできます。
プログラムを終えた生徒には、
「アドバンストプログラム修了証」が授与されます。
この修了証を持っている生徒たちは、
「高大連携特別推薦入学試験」の受験資格の一つを得ることが出来ます。
今年もプログラムに参加した3名の生徒が、推薦試験を受験し、見事に合格を勝ち取りました。
照曜館コース3年の福谷 航生(ふくたに こうせい)さん〔照曜館中〕は、
立命館大学 生命科学部 生命情報学科に学校推薦型選抜(高大連携)で合格しました。
本人の喜びの声です。
「自分の志望する大学に合格することができ、とても嬉しいです。また、推薦を受けるにあたって、指導していただいた先生方、支えてくれた家族に感謝の気持ちでいっぱいです。
1学期から、レポートやテスト、プレゼンなどの課題を、先生方と協力しながら進めることができました。
入学後は、ゲノムや細胞などの解析を、エレクトロニクス分野、情報学を使って行い、生命活動を維持し、役立てられるような研究がしたいです」
照曜館コース3年の井上 明香(いのうえ あすか)さん〔大谷中〕は、
立命館大学 生命科学部 生命医科学科に学校推薦型選抜(高大連携)で合格しました。
本人の喜びの声です。
「今年の5月ごろから、4学科の講義を受けて、レポートの作成や英語課題、生命科学に関係のあるプレゼンテーションの作成など、さまざまな取り組みを行ってきました。あの時を今振り返ると、とても達成感があります。
テストの科目は英語・数学・化学・生物でした。特に化学が苦手だったので、重点的に勉強しました。
基礎の部分を固めるために、過去問を解いたり、セミナーを確認したりしました。大学入学後は、私たちの健康に関係する身近な病気や感染症について学びたいです」
照曜館コース3年の三井 葉菜(みつい はな)さん〔照曜館中〕は、
立命館大学 生命科学部 生物工学科に学校推薦型選抜(高大連携)で合格しました。
本人の喜びの声です。
「3年生の1学期から、高大連携のプログラムが始まりました。合否が発表されるまでの期間は長く、その間の不安感も強かったです。
合格の結果を見た時、これまで頑張ってきたことが報われたと感じ、とても嬉しかったです。
プログラムでは、WEB講義やプレゼンテーションの作成など、高校ではなかなかできないことを体験しました。
その中でもプレゼンの作成が思い出深いです。内容が難しく、理解するのに時間がかかりましたが、先生方がサポートしてくださって、より内容の濃いものが作成できました。
入学後は、植物細胞の仕組みを学び、災害に耐えられる農作物について研究したいと思います。」
皆さん、合格おめでとうございます!