1月10日(火)、始業式終了後、本館5階パブリックホールにて、服飾専攻の生徒、教職員が参加し針供養が執り行われました。
東筑紫学園は、昭和11年(1936年)の「筑紫洋裁女学院」創立を起源とします。
学園創立以来の伝統を受け継ぐ服飾専攻では、毎年1月三学期の始業式に、針供養を行っています。
針供養(はりくよう)とは、裁縫によって折れたり、曲がったりした針を供養し、神社に納める行事です。
硬い生地などで疲れてしまった針を、こんにゃくや豆腐などの柔らかいものに刺して、ゆっくり休んでいただきたいという気持を表します。
これを供養することで、針に感謝し、裁縫の上達を願います。
日本古来より伝わる風習であり、日本各地の神社で行われている祭祀です。
各学年の代表生徒が、自分の使った針を献針します。
3年生の代表生徒
2年生の代表生徒
1年生の代表生徒
祭祀後には校長より講話を頂きました。
供養を終えた針は、校内に鎮座する筑紫神社へ奉納です。
物を大切にし、私達を支えてくれるあらゆることへの感謝の気持ちを忘れずに、学校生活を送りたいですね。