集団宿泊研修の2日目は朝のつどいからスタートです。
屋根のある外の施設に生徒たちは集合します。
朝の検温も忘れず行います。
全体の朝礼を行った後、簡単な体操とランニングで頭をすっきりさせます。
朝食はバイキングでした。
朝の研修は学習訓練からスタートです。
昨日の疲れが残る中での自習時間。それでも、しっかりと英語の学習に向き合う意識を感じました。
進学・特進コースが一堂に会して行われている学習訓練。生徒たちの様子を見ていると、勉強の仕方も千差万別だということがわかりました。
例えば、英語の単語を覚える取り組みです。
ある生徒は、プリントに日本語を書き、それを英単語に直すやり方で取り組んでいました。
こちらの生徒は赤シートで隠しながら、反復で単語の意味を確認しています。
自分なりに小テストをしている生徒、
一気に範囲の復習をする生徒、などなど。
これまで取り組んできた、自分に合った勉強法の数々を見ることができました。
「同じ学年の子はこんな風に勉強していたよ」と、教員側も言葉がけができたので、有意義な時間を送れたと思います。
その後は集団行動です、
昨日、体育科の伊東先生から習った動き、そして今日新しく教わった動き、それぞれを組み合わせた形で練習は進んでいきました。
昨日よりも息の合った集団行動は、見ていて迫力があります。
何事にも全力を出すことの重要性を、感じ取ってくれたでしょうか。
お昼ご飯を挟み、午後の研修が始まります。
初めに、校歌の練習がありました。
東筑紫を象徴する歌詞とメロディーを、CDで聴きながら覚えていきます。
最初は慣れていない生徒たちも、次第に正しいメロディーで口ずさむことができるようになっていました。
このご時世、なかなか全員で斉唱することは難しいです。
けれど、母校の校歌を歌えないことほど、寂しいものはありません。
来るべき時に備えて、これからも練習していてもらいたいですね。
生徒たちの声が吸い込まれていくように感じるほど、青い青い空の下での研修でした。
最後に、もう一度集団行動がありました。
これまで習った動きの総練習にあてられ、最後は各クラスが単独で披露する時間も設けられました。
まだまだつたなさは残ります。それでも、クラスごとに集団行動ができるようになったのは、一日目の練習からは考えられなかったことかもしれません。
目に見える形で成長が実感できる。
集団宿泊研修だからこそ、実現できたものかもしれません。
きつさと疲れの中で乗り切った二日間。
その中に「充実感」のようなものを持てたのならば、それは人生の中の大切な思い出にきっとなるはずです。
集団行動を教えてくれた伊東先生に、生徒たちが感謝の言葉を伝えていました。
ここで成長した姿を、学校に戻った後も見せてもらいたいですね!