清田 幸枝さん/北九州市文美術館学芸員
2003年3月 芸術コース卒業
幼いころから絵を書くことが好きで美術関係の仕事をしたいと思っていました。地元で学びたいことにプラスして芸術コースがあったので、東筑紫学園を選びました。芸術コースには音楽や演劇もあり、魅力的でバラエティー豊かな友人たちと出会うことができ、今も交流が続いています。個性的な友人たち
は今も作家活動やそれぞれの道で活躍するなど頑張っています。
美術の基本的なことや技術は高校時代に学びました。絵を描く以外にもいろいろなジャンルを学びました。窯があるので陶芸もできました。デザインも学びましたし、在学中にはレタリングの資格も取りました。大学、大学院で専門的な知識を蓄えて学芸員の資格を取得し、美術館に就職することができました。現在学芸員として展覧会の企画などを行っています。作家さんとの出会いや触れ合いはとても刺激的です。さらに子どもたちに美術を通して自分の可能性を広げてほしいと願ってワークショップも企画しています。こうした美術の仕事に繋がったのは高校時代の3年間があったからだと思っています。
先生やクラスメートにも恵まれました。授業がとっても楽しくて、本当に充実した楽しい3年間だったと思っています。先生も進路相談など親身になってくれました。授業でみっちりと美術をやっていたので、音楽をやりたくで部活は吹奏楽部に所属していましたし、生徒会の役員もしました。本当に学園生活を
満喫したと思います。
この学校は本当に個性を伸ばしてくれると思います。学校全体がとても温かいし、すてきな雰囲気を持っています。