食物文化科一年生の調理実習の授業では、鯖を三枚におろし、鯖の味噌煮、鯖のあらを使った船場汁を作ります。
鯖の三枚おろしの手順を、先生に師範台で見せてもらい、模範とします。
上の鏡を見れば、上からの手捌きがしっかり見られるようになっています。
みんな真剣に見て、聞いて、メモを取ります。
その後、班には分かれて実習です。
鯖は、扱いすぎると手の熱で鮮度が落ちてしまいます。
手早く作業をしなければいけません。
しかし、なかなか上手くはいかないようです。
相談して、確認しながら作業を進めます。
しっかりおろせたようですね。
皮に×印の飾り切りを入れるのは、火が通りやすくするためだけでなく、皮が縮んで身が反らないようにするためだそうです。
色々な食材の特徴や調理方法を学ぶのは大変です。
しかし、そこが調理の奥深く、面白いところなのでしょうね。